しわには種類がある!表情じわ・ちりめんじわ・真皮じわの原因と改善方法
しわは、肌が老けたり乾いたり、紫外線に当たったりするとできます。
しわには原因や対策が違う3つの種類があります。
表情じわについて
まず、表情じわと呼ばれるものです。
これは、笑ったり怒ったりするときに顔にできるシワで、表情を戻しても消えなくなってしまったものです。
目尻や眉間、おでこなどに現れます。
表情じわは、表情の癖を直すことや、表情筋を鍛えることで予防や改善ができます。
また、紫外線や乾燥によって肌がダメージを受けると、表情じわが深くなりやすくなるので、日焼け止めや保湿ケアも大切です。
ちりめんじわについて
次に、ちりめんじわと呼ばれるものです。
これは、肌が乾燥して水分が不足したときにできる細かいシワで、目の下や口元などに見られます。
ちりめんじわは、肌の一番外側の層である表皮にできるシワなので、保湿ケアをすることで改善する可能性があります。
美容液やクリーム、パックなどを使って肌に水分を与えましょう。
また、クレンジングやメイク落としで強くこすらないように注意してください。
真皮じわについて
最後に、真皮じわと呼ばれるものです。
これは、肌の弾力を保つ成分であるコラーゲンやエラスチンが減少したり壊れたりすることでできる深いシワです。
加齢や紫外線が主な原因ですが、皮下脂肪の増減や重力によるたるみも影響します。
目の下やほうれい線、首などに現れます。真皮じわは化粧品だけでは完全に消すことは難しいですが、コラーゲンやエラスチンを増やしたり補ったりする成分が配合された化粧品を使うことで予防や改善が期待できます。
ビタミンC誘導体やレチノール、ヒアルロン酸などが有効です。
しわはなぜできるのか?皮膚の構造としわのメカニズム
一番外側の層は表皮といって、水分がなくなったり、ばい菌やウイルスが入ったりするのをふせぐ役割があります。
真ん中の層は真皮といって、ヒアルロン酸やコラーゲンやエラスチンというものがたくさんあります。
これらは肌に水分をとどめたり、ぷるんとした感じやのびる力をつくったりします。
一番内側の層は皮下組織といって、脂肪細胞でできています。
しわは真皮の層が変わってできます。
紫外線や赤外線や年をとったりストレスを感じたりすると、コラーゲンやエラスチンがこわれてすくなくなります。
肌にぷるんとした感じやのびる力がなくなると、肌がしぼんでしわになります。
しわを防ぐために知っておきたい4つの原因と対策

水分や油分が減少すると、肌のバリア機能が低下し、外界からの刺激を受けやすくなり、しわができやすくなります。

紫外線は肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌のハリが低下し、しわができやすくなります。

女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、コラーゲンやエラスチンの生成に関わっています。更年期になるとエストロゲンの分泌量が減少し、肌のハリが低下し、しわができやすくなります。

笑ったり怒ったりするときに表情筋が収縮し、目尻や額、口元などにしわができます。
これは表情じわと呼ばれ、若い頃は筋肉が弛緩すればもとに戻りますが、加齢により肌の弾力が失われると、表情じわの近くに小じわが発生するようになります。
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