くすみのない肌になるためには睡眠と血行が大切
肌がくすむ原因はさまざまですが、一番多いのは血行不良によるくすみです。
血行が悪くなると、肌に酸素や栄養が十分に届かず、肌の色素沈着や代謝低下を引き起こします。
睡眠不足や疲労などが重なると、血行がさらに悪化してしまいます。
一番の解消法はしっかり寝ることです。
睡眠中には成長ホルモンが分泌されて、肌のターンオーバーが促進されます。
外からのケアとしては、マッサージやパックで血行をよくしてあげたり、ツボ指圧や蒸しタオルを顔に当てたりするのも効果的です。
マッサージやパックは、顔だけでなく首やデコルテも忘れずに行いましょう。
ツボ指圧は、目の下やこめかみなどの血行不良に関係するツボを刺激するとよいでしょう。
蒸しタオルは、お風呂上がりに顔に当てると、毛穴が開いて汚れが落ちやすくなります。
オイリー肌のくすみを防ぐ洗顔とクレンジングのコツ
次に多いのが、肌がオイリーなためにおこるくすみです。
肌がオイリーな人は皮脂分泌量が多く、皮脂が酸化したり皮脂に汚れがつきやすくなるせいで、肌色が暗く見えます。
朝、きれいにメイクをしていても、夕方になるとテカリや毛穴の黒ずみが目立ってしまいます。
このような場合は、洗顔とクレンジングを見直したり、オイルコントロール化粧品を使って、肌をサラサラの状態に保ちましょう。
洗顔とクレンジングは、泡立てネットやスポンジなどでしっかり泡立てて優しく洗うことがポイントです。
力強くこすったりすると、逆に皮脂分泌を刺激してしまいます。
オイルコントロール化粧品は、化粧水や乳液だけでなく下地やファンデーションも選びましょう。
また、日中はティッシュやパウダーでテカリをおさえることも大切です。
角質層が厚くなって透明感のない肌を改善する方法
肌がザラつき、かたくなっているようなら、新陳代謝が鈍っているのかもしれません。
新陳代謝が鈍くなると、古い角質が肌の上に残り続けて角質層が厚くなります。
角質層が厚くなると、光を反射しづらくなって透明感のない肌になってしまいます。
このような場合は、酵素洗顔やスクラブ、AHA配合の化粧品でのケア、マッサージ、パックで、肌の新陳代謝をうながしましょう。
酵素洗顔やスクラブは、古い角質を取り除いて肌を滑らかにします。
AHA配合の化粧品は、角質層を柔らかくして角質剥離作用を促します。
マッサージやパックは、血行を改善して肌細胞の活性化を助けます。
メラニン色素が原因のくすみを解消するホワイトニングケア
また、日焼けやホルモンバランスの乱れによるくすみもあります。
この場合、肌をくすませているのはメラニン色素です。
メラニン色素は紫外線やストレスなどによって生成されます。
メラニン色素は肌を日焼けから守る役割もありますが、過剰に生成されるとシミやそばかすなどの色素沈着を引き起こします。
このような場合は、ホワイトニング化粧品をお手入れに取り入れたり、積極的にビタミンCを取って、肌の内側と外側から肌を白くするように努力することが大切です。
ホワイトニング化粧品は、メラニン生成を抑制したり排出したりする成分が配合されています。
ビタミンCは抗酸化作用やコラーゲン生成促進作用があります。
また、日焼け止めや帽子などで紫外線対策も忘れずに行いましょう。
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